Art Houses創刊号

Art Houses Magazine
2023/5/10刊行
当公式サイトへの掲載許可を頂いております。

この雑誌は、日本の文化やアートを世界に紹介することを目的としアメリカで創刊されました。


— 橘美羽の掲載記事の詳細

【掲載概要】
大変有難いことに
”橘美羽特集”を組んでいただき、
アート、住空間、母について
記事を掲載頂きました。

【表紙に登場!】
光栄なことに、表紙にも掲載頂きました。
(cover&storyのところに、
 写真の詳細表記があります)

【ページ数】
計9ページ(表紙含む)

【掲載内容】

・cover&story
  (橘美羽について、表紙について)

・創作活動について      

・美的空間スタイリングについて

・母への想い(母の日特集)

〜表記につきまして〜
 英文だけでなく、
 日本語訳も掲載しておりますので、
 ご覧いただけましたら幸いです。


目次&cover story


掲載本文訳

《創作アーティスト》であり、《美的空間スタイリスト》であり、《直観カウンセラー》でもある橘美羽。 全く違うことをやっているかのように見えるが、共通のキーワードがあり、美や調和は欠かせない。
そんな彼女は、“(関わった人々の)考え方をシフトさせ希望の光に導く”ということから、いつの頃からか《光の調律師》と呼ばれるようになった。

表紙の写真:ウエディングドレスメーカーの撮影プロディース兼モデルをした際の1枚。



掲載本文訳


【日常における美、目に触れるモノの大切さ】

何の変哲もない日常にお気に入りのモノを飾ることで新しい風が吹き、 それを見る度に気持ちが高められ、やる気に繋がっていくことがある。 そんな時、目に触れるモノの大切さを痛感する。

それを証拠に、私は10年程前、苦しくて八方塞がりの時に、息をのむように 美しく繊細で優美な絵画に救われた。

そして、“美しいアート”を日常に取り入れることを自分に許し、“美”を この手でつくり出すことを決めた。

そして同時に、世で言われている美しいものとはどんなものを指すのか、 自分はどういったものに美を感じるのかを探るべく、モノ、ヒトの姿かたち、 空間、アートなどあらゆるものを意識的に見始め、ショップに限らず 住まいなどを含め、どこかの空間に身をおく度にも、 『ここ(これ)の何が好きか?どうして心地良いのか? 何が嫌なのか?自分ならどうするのか?』 を自分自身との対話として続けた。言葉だけではなく、全身で感じながら。

その作業には、時には言葉にならない歯がゆさもあったけれど、いつも決まって、 自分にとって良いものや心地良いものは《自然と呼吸が深くなるもの》だった。

だから私は、今でも仕上がった自分の作品を俯瞰して見ることを心がけ、 必ずその時の《呼吸》にフォーカスしてみることにしている。

今後もしかしたら心境や環境の変化により、作風がガラッと変わることも あるかもしれない。 しかし、どこかに美しさを残し、《自然と呼吸が深くなるモノ》を つくり続けていきたいと思っている。

手の動くまま思うままに、組み立てるように創作しているオリジナルオブジェ。その創作を進める際、自然に手が動くといえど『シンプルなデザインだからこそ、ひとつひとつのパーツが活かされあい、パーツ同士がケンカしてない』というところは外せない。

すべてのパーツを「オブジェ全体の調和とバランスがとれる位置」に配置させながら組み上げていき、すべてのパーツが「一番美しく輝ける場所」に配置された時、それは完成を迎える。

『人はバランスの良いものを見ていると、自ずとバランスが良くなってくる。それは無意識にバランスをとろうとするからだ』と聞いてからは、《創作を通して私がやるべきこと》が分かってきたように思う。今後もバランスと調和を意識した創作を続けていこうと思っている。

更には、モノをつくりだす創作者である以上は、感覚を研ぎ澄ませておくことや感性を鈍らせないことも「私の大切なシゴト」のうちであり、「何かを世に生み出すことは責任が伴う」と感じている。そのようなことからも、随時、「本物と感じるもの」や「良いもの」に触れていきたい、そう思っている。

〜上記誌面に掲載されている作品(写真)の紹介文〜

①とある日、突然『miuの頭に浮かんだイメージ」を落とし込んだ最初の作品。
いつしかそれは人々の口によって『マリア観音』と呼ばれるようになった。


注釈本文訳


②「 太陽神ラー」と名付けられたオリジナルオブジェ

③ひとつひとつのマテリアルをどこに位置させるのがベストなのかを見定めながら『手の動くまま思うまま』に創作は進む。

④このオブジェは、〝艶やかな鳥″や〝清らかな湧水の源泉″のイメージと言われている

⑤〝神の島″と呼ばれる沖縄 ・久高島で撮影


この雑誌は5月刊行のため、母の日特集が組まれ、「母についての想い」についても記事を掲載いただきました。


掲載本文訳

タイトル『苦しく辛い出来事の中に、自分が本当に欲しかった宝物が眠っていることがある』 介護歴8年、その間、家族の命と向き合い、 認知症や精神疾患の家族に接し続けたことで、

やるせない思い、言葉にはならない複雑な心境になることはもちろんのこと、どのように受け止めたら良いのか自分の中で折り合いがつかずに悩み続けた時期なども長くありました。

しかしながら、その経験からでしか感じられないことや得られたことは多く、「この8年間は、家族にも、そして私にもかけがえのない時間だったのかもしれない」と思えるようになりました。

今後は経験を活かし、様々な活動をしていく所存です。

これからも歩みを止めず、
(母に似て感受性が豊かな分)楽しいことも苦しいことも人一倍感じて受け止めながら、一歩一歩進んでいきたいと思います。

『最愛の母よ、
あなたの娘で、本当に良かった』

心からそう思っています。

今世、出逢えたことに感謝して。。

by miu tachibana


ここからは、「美的空間スタイリング」についての記事です(4ページ掲載)


掲載本文訳

意外にも、住空間の仕事のルーツは、小学生時代に自宅の押し入れを「安全基地」とし、「どんなに辛い状況であっても、安心感を得られる押し入れで自分を救い守ってきた。その感覚が得られていなければ、いま私はここに存在していない」と言い切るmiu。

彼女にとって“安心を得られる空間は人生に欠かせない”ということが伝わってくる。

高校生時代以降、「なりたい自分の姿」が決まると、それに合わせて部屋を全てつくり替えてきたという。その部屋に身を置くことで難なく“なりたい姿に変化を遂げられる”ということを身を持って体感し「空間の威力や影響力」を何度となく痛感してきたからだ。

現在は、これまでの実体験や住空間の重要性をベースに、持ち前の感覚や感性を活かし、 所有物の手放し方や整理術、スペース・クリアリング、インテリア・スタイリングなどをオリジナルの『美的空間スタイリング』として昇華させ、(コーチング形式で)個人宅やサロンのグレードアップのサポートをしている。

美羽はこう語るー。

「お宅に伺っての“美空間スタイリング”は、モノの手放しから取り掛かることが多いのですが、私からは、「捨ててください」とはひとことも申しません。しかしながら最終的には物が減り調和がとれた空間に近づきます。

なぜなら私はクライアントさんのスイッチを入れる役目であり、ひとたびスイッチが入った方は、ご自身で「要る要らない」が分かるようになり、途中から目を輝かせて、それまでとは別人のようにその作業に取り組まれるためです。

私は終始、伴走者として寄り添いながら、時にクライアントさんに質問を投げかけたり問いにお答えしながら、モノの手放しを進めてまいりますが、私にはまるで「人生を切り開いていく姿そのもの」に見えてきますし、私自身とてもやりがいを感じています。

………………

「美的空間スタイリング」の後半に差し掛かると、miuの独自のスタイリング方法で部屋がグレードアップされ住空間が大きく変化を遂げる。その空間や自分自身の変化に感動して涙を流すクライアントもいるのだとか。

その生まれ変わった空間に身を置くことで良いことを引き寄せたり、やりたいことをやり始めたという報告も届いている。

近く、国内だけではなく海外に向けても、Zoomを使用し(海外の場合は通訳を交え)、「住空間を快適空間に変化させ、その人本来の力を発揮しやすい環境に調えるコーチングセッション」を行う予定だそう。

【美空間スタイリングを受けたお客様の声】

◇ miuさんにお願いして本当に良かったです!

◇ 数日間お願いし、最後は家にある物だけでインテリアまで整えて下さったのですが素敵すぎて感動して、思わず美羽さんに抱きついて泣いてしまいました。

◇ miuさんの専門知識と創造力のおかげです。ずっとやりたかったことを実現でき、いま幸せです。

◇(家族みんなで受けた)「空間コーチング」の後日談です。何気なくモノを置こうとすると子供が「お母さん、miuさんだったらそんなところに置かないと思う」と諭されています(笑)

…ここ数年の情勢で、住空間の重要性を感じている人も多いのではないだろうか。

ここで一度、自分の居場所や住空間を見直してみるのも良いタイミングかもしれない。

橘美羽公式HP
https://light-pilot.net/
Instagram
https://www.instagram.com/miutachibana/