Art Houses Magazine No.2

Art Houses Magazine vol.2
2023/6/15刊行
当公式サイトへの掲載許可を頂いております。

この雑誌は、日本の文化やアートを
世界に紹介することを目的とし
アメリカで創刊されました。



〜橘美羽の掲載記事・概要〜

【掲載ページ数】
 合計4ページ

【掲載内容】
①最初の3ページ:
  アメリカ在住のライターさんに
「美人と空間の法則
  〜本当の美しさのつくり方」
   をテーマにインタビュー頂き、
    記事としてまとめて頂きました。

②最後の1ページ:
こちらの雑誌は
      2023年6月に刊行でしたので
     ”父の日特集”の企画ページに
  「父に対して想うこと」を
掲載頂きました。




掲載本文訳

美人と空間の法則
〜本当の美しさのつくり方〜

ヒトは、普段目にしているものでつくられる

「住空間を快適空間に変化させ、その人本来の力を発揮しやすい環境に調えるコーチング」を
提供している美空間スタイリスト ・橘美羽(miu tachibana)。

そのmiuが、
『普段身を置いている住空間から受ける影響は確実にある、と強く感じた出来事』を話してくれた。

「このアナウンサー、見た目は綺麗だけど、
なんとなく彼女の自宅は綺麗ではないように感じるんだよね…」
と、miuの隣に座っていた男性プロデューサーが、
とある美人女性アナウンサーを指して言った。

これは、以前、miuがテレビ局のプロデューサーの下で働いていた時、たまたま耳にした言葉だったようだが、
テレビの画面で活躍している花形職業、
それも美しい女性に対しての「男性のコメント」だっただけに、
miuの中でインパクトが大きかったそう。

その後日ー。

偶然にも、miuは、その男性プロデューサーの憶測が成り立つようなシーンを目にすることになった。

その美人アナウンサーの自宅に招かれたのだ。

『普段身を置く空間から受ける影響はかなり大きい』ということを、
長年肌で感じ続けてきた彼女は、 そのシーンを目の当たりにし、「やはり、人間と環境は切っても切り離せない関係なのだ、ということを確信しました」と話した。

また続けて、

「〝綺麗にブローした髪で完璧な化粧をしたとしても、本人が意識して見せていないところが、
その人の雰囲気に表れてしまう″というケースになるのだと思います。
これはつまり、“人間と環境はひとつで成り立つ”という考えをベースにすると合点がいきますし、“人は、思った以上に、目の前の人に対して何かを感じ取っている生き物”であり、
“ヒトは環境でつくられている”ということになるのでしょう』

と語った。

最後に、miuに
『女性の美しさを際立てる住空間のつくり方のポイント』について聞いてみると、

・「美しいと感じる小物や絵画」などを、目のつく場所に置く(飾る)

・「見ると気分が良くなる物」をできるだけ日常生活に多く取り入れる

・「生活臭を感じる物」や、「デザインが良くないと感じる物」は収納庫やクローゼット、引き出しに入れる

・常に水廻りを美しく整えておく

とのことだった。

 …興味深いエピソードとアドバイスをありがとう、美羽。
 (by ライターM)



〜美羽からメッセージ〜

文中の「プロデューサー」の下で
仕事をしていた時、
今思い返してみましても得難い体験ばかり
でしたが、
今回のエピソードは、
その中でも印象に深く残っており、
私に影響を及ぼしたものです。

この場をお借りして、
敬意と感謝をこめてお礼を申し上げます。

〝 Yプロデューサー、
数々の素晴らしい体験と
かけがえのない時間を
本当に有難うございました。

          by miu tachibana


ここからは、「父への想い」の記事です


掲載本文訳

ここ10年程、我が家は、本当に様々なことがあったけれど、『命』に真正面から向き合いつつ、
時に大きくカタチを変えながら、『家族の在り方』を学んできたのではないかと感じることがある。

そのような中で、1度もキッチンに立ったことがなかった父が、ここ1年程、私のために食事をつくってくれるようになった。

昨年は、母の大きなオペ後に、父が体調を崩して入院した。口にはしなかったが、
さぞかしショックだったのだろう。

そして1ヶ月前には、普段、感情を口に出さず、不器用で口数少ない父が、母の目を見ながら
『いつも有難う。愛してるよ』と伝えた。

・・・そんな父を目の当たりにし、
『父は、母や家族を想う、やさしくて愛情のある人だ』と感じるようになり、
『そんな父の娘で良かった』と思うようになった。

昔から、父は表に感情を出さないがゆえに、私の中で”父は愛のない人”と思ってきた年月が長かったのだが、
子どもの私が愛してほしいようには愛情を示してくれなかっただけで、
『いつの時も、ちゃんとそこには愛が存在していたのだろう…』とも感じられるようになった。

これは、私の人生にとって大きな気づきと変化であり、父のやさしさと愛情に触れ、
『安心を感じる私』に出逢うことが出来た。

…お父さん、いつもありがとう。

心からの感謝を込めて。。

by miu tachibana

▼橘美羽|公式HP
https://light-pilot.net/
▼橘美羽|Instagram
https://www.instagram.com/miutachibana/