日常における美、目に触れるモノの大切さ

出典:wghost.org

何の変哲もない日常に
お気に入りのモノを飾ることで
新しい風が吹き、

それを見る度に気持ちが高められ、
やる気に繋がっていくことがある。

そんな時、
目に触れるモノの大切さを痛感する。

それを証拠に、
私は10年程前、

苦しくて八方塞がりの時に、
息をのむように、
美しく繊細で優美な絵画に救われた。

そして、“美しいアート”を
日常に取り入れることを自分に許し、
“美をこの手でつくり出すこと”を決めた。

そして同時に、
世で言われている美しいものとは
どんなものを指すのか、


”自分はどういったものに
美を感じるのか”
を探るべく、

モノ、ヒトの姿かたち、
空間、アートなど

あらゆるものを意識的に見始めた。

ショップに限らず
住まいなどを含め、
どこかの空間に身をおく度にも、

『ここの何が好きか?
どうして心地良いのか?
何が嫌なのか?
自分ならどうするのか?』

自分自身との対話として続けた。
言葉だけではなく、
全身で感じながら。。。


その作業には、

時には言葉にならない
歯がゆさもあったけれど、

いつも決まって、
自分にとって良いものや心地良いものは
《自然と呼吸が深くなるもの》だった。

だから私は、
今でも仕上がった自分の作品を
俯瞰して見ることを心がけ、

必ずその時の《呼吸》に
フォーカスしてみることにしている。

今後もしかしたら
心境や環境の変化により、

作風がガラッと
変わることもあるかもしれない。

しかし、どこかに美しさを残し、
《自然と呼吸が深くなるモノ》を
つくり続けていきたいと思っている。

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次